とにかくレア、そして結構高い。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月4日の第1試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)がアガリを決めたところ、6本場という積み場によって滅多に聞くことがない点数申告が生まれ、これに大きな反響が寄せられた。
東4局6本場、親の白鳥はすでに5万点に迫るトップ目だった。2着目のTEAM雷電・本田朋広(連盟)からリーチがかかり、これに対して白鳥はタンヤオの5・8索待ちをダマテン。その後、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)から打たれた5索でロン。タンヤオの2000点をアガったところ、6本場の積み場を掛け、打点に足すという計算のために白鳥は「2000は…3800」と時間をかけて申告した。
これに視聴者からは「ろっぽんば?」「3800とか言ったこと無いww」「積み棒がやばい」「聞かない点数」と多くの驚きの声が寄せられた。
白鳥は前局、5本場でも「1500点は3000点」というレアな申告を行っており、この2局で得た積み場だけで1500点+1800点、実に3300点の収入を得たことになる。解説の朝倉康心(最高位戦)は「刻みますねえ!この2局の収入、8800(リーチの供託含む)もありますからね、普通の満貫より高いんですよ」と、積み場の威力について言及していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







