将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月8日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局の対局を行っている。本局では、福知山城対局実行委員会が「竜王戦福知山城対局メニューブック」を作成。その中から、藤井竜王が「福知山踊かさね」と「ふくちやま抹茶使用 グリーンティー」、広瀬八段が「福知山トリックスイーツ『カツ丼プリン』」と「福知山城下町の和三盆サイダー『涼』」を注文した。
本局の舞台は京都府福知山市。スイーツのまち、肉のまちを掲げ、魅力的な「食」が多い福知山市ならではのメニューをと、福知山城対局実行委員会がメニューブックを作成した。対局前に両対局者に提示されており、藤井竜王は「メニューがたくさんあって、楽しく“長考”しました」と笑顔。1日目午前中のおやつには、名物の踊せんべいで粒あんを包んだ「福知山踊かさね」と、ふくちやま抹茶を使用した「グリーンティー」をオーダーしていた。
一方、広瀬八段は和三盆の甘みが優しいサイダーと、一見ランチメニューかと見間違うような「カツ丼プリン」を注文。スポンジケーキにパイ生地をまぶしてサクサク食感を再現した「見た目はカツ丼、食べたらプリン」という“トリックスイーツ”だった。
ファンの脳裏によぎったのは2014年4月に行われた第72期名人戦七番勝負第2局、森内俊之名人(当時)が注文した「喜多方ラーメンプリン」。名人の大胆な“一手”に、当時も大きな話題を呼んでいた。この日も、巧妙にカツを再現したユニークな見た目のスイーツに、視聴者からは「伝説再来ww」「どうみてもカツ丼w」「広瀬さん、狙ってるよね」「誰か食レポして!」「ややこしいわw」と多くのコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)