藤井聡太竜王「市内あちこちにポスター」歓待に笑顔で感謝 完勝に解説者「完璧な指し回し 底力見た」/将棋・竜王戦七番勝負第4局 将棋藤井聡太 2022/11/09 23:12 拡大する 将棋の第35期竜王戦七番勝負第4局が11月8・9日の両日、京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で指され、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が挑戦者の広瀬章人八段(35)を95手で破り、通算成績3勝1敗と初防衛に王手をかけた。角換わりの一局で、竜王経験者の広瀬八段相手に完勝。ABEMAで解説を務めた深浦康市九段を「完璧な指し回し」と感服させた。【動画】藤井竜王が勝利に近づいた一手 藤井竜王の先手番で始まった本局は、「角換わり腰掛け銀」の戦型に。広瀬八段は「実戦例の比較的少ない形に誘導した。流行形からは外れていて、以前かなり研究した形だったたのでやってみようと思った」と4、5年前に流行した形へ持ち込んだ。しかし藤井竜王は、対策済みとばかりに新手を披露。深浦九段は「しっかり局面をとらえていた可能性が高い。藤井さんの対応が完璧で、底力を見た」とコメントした。 続きを読む