<大相撲十一月場所>◇十一日目◇23日◇福岡・福岡国際センター
 十両十一枚目・炎鵬(宮城野)が十両筆頭・東白龍(玉ノ井)を下手投げで下し8勝3敗で、2場所ぶりの勝ち越しを決めた。小兵の炎鵬は東白龍の懐深く潜り込んだものの、首を極められるなど苦しい展開が続いたが、2分20秒を超える大相撲を制して、捨て身の投げで勝利。館内のファンからは取組中から再三拍手が起こると、決着した瞬間には一際大きな拍手が送られた。