魚谷侑未、決意の3連投実る!エースの自覚と誇りで久々トップに笑顔「いい流れが作れたらいい」/麻雀・Mリーグ
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 それだけ責任を感じていたのだろう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月20日の第1試合では、セガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)が登板。11月21日以来の勝利を飾り、試合後には「安心って感じです」と安堵の表情を浮かべた。

【映像】久々勝利に笑顔の魚谷侑未

 前回の登板は連投だった。結果は3着・4着と振るわず、ポイントを大幅に減らしたことでチームも最下位に沈んだ。それでも監督から3連投を任されると、起家から渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、魚谷の並びでスタートした当試合、東2局で日向からリーチ・七対子・ドラ2の満貫・8000点を奪取。東3局ではリーチ・ツモ・平和の2700点を獲得し、東1局1本場で満貫をアガった師匠の鈴木を抜いてトップ目へ躍り出た。東4局では長考の末、リーチで構える日向に2600点を振り込んで2着目へ後退したものの、南1局ではトップ目の鈴木が滝沢へ放銃したことで再び浮上。僅差で迎えた親番の南4局では2連続でテンパイ流局と粘り、結局、南4局2本場で滝沢が鈴木から3900点をアガったことでトップが確定した。

 「オーラスは見ているみなさんもだいぶヒヤヒヤしたんじゃないかと思うんですけど…」。試合後のインタビューで勝利を決めた局面を振り返った魚谷は、「なんとか、なんとか巡り合わせが良くてトップになれました。ありがとうございます」と笑顔。ファンに対しては「前回の2連投ですごくチームのポイントを減らしてしまって、ファンのみなさんにつらい思いをさせて申し訳ないなと思います」と謝罪し、「今日のトップからいい流れが作れたらいいなと思いますので、これからもチームで頑張ります」「来年以降も頑張っていきますので、応援よろしくおねがいします」とお馴染みのポーズで締めた。不死鳥は、自ら燃え上がる炎に飛び込み、再び蘇る。チームはまだ最下位とセミファイナルシリーズ進出圏外だが、エース・魚谷の復活と共に必ずや上昇することだろう。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 3万1700点/+51.7
2着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦) 2万4700点/+4.7
3着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 2万2400点/▲17.6
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟) 2万1200点/▲38.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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