寒い冬も勝ってホクホクの“じゃが”仲林圭、2カ月ぶりトップに「めちゃくちゃ嬉しいです」/麻雀・Mリーグ
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 久しぶりのトップに、喜びもひとしお。U-NEXT Piratesの仲林圭(協会)が、2カ月ぶりにトップを獲得してチームを3位へ浮上させた。今シーズンからチームへ加入した“じゃが”こと仲林は、ここまで2着がMリーガー32人中最多の6回と安定しているものの、10月24日以来、トップはなし。2勝目が遠かった。

【映像】ホクホク笑顔の仲林圭

 そんな中で迎えた12月20日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」の第2試合は、起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、仲林の並びでスタート。仲林はいきなり東1局で佐々木に5200点を放銃し、暗雲が立ち込めたかのように思えた。この放銃を仲林は「ちょっと引きずっていた」そうだが、それでも東2局ではリーチ・赤・ドラの5200点(供託1000点)を松本から奪取。東3局ではリーチ・一発・一盃口・赤・裏ドラ2の跳満・1万2000点(+600点、供託1000点)、親番の東4局ではダブ東・ドラの6000点(供託1000点)をアガり、トップ目へと登りつめた。

 続く東4局1本場では茅森に満貫を放銃。南場に入ると持ち点700点まで沈んでいた松本が点数を回復させ、試合は接戦の様相を呈したものの、仲林はなんとか逃げ切り、トップで試合を終えた。「めちゃくちゃ嬉しいです」。試合後に表情を崩した仲林だったが、リーチをかけても佐々木がドラの發を鳴く、松本にも押されるなど、猛追を受けたオーラスについては「本当に怖すぎて、なんてことをしてしまったんだ」と苦笑い。「まいったなぁと思っていたら、運良く(点数が)横移動して、トップという奇跡が起きました」と、松本が佐々木に振り込んだことで終幕した瞬間を振り返った。「これでパイレーツはプラス150くらいになったかなと思います」。仲林の活躍でチームは3位に上昇。インタビューラストでは「木下監督が今年はプラス200で終えるという風に言っていたので、残り2戦、必ず(プラス)200まで行って、年を越したいなと思います」と、ホクホク顔で高らかに宣言した。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会) 3万1800点/+51.8
2着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 2万3700点/+3.7
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 2万2300点/▲17.7
4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 2万2200点/▲37.8

【12月20日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +398.0(46/94)
2位 EX風林火山 +251.5(46/94)
3位 U-NEXT Pirates +152.2(46/94)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +102.5(46/94)
5位 TEAM雷電 +23.1(46/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲288.8(46/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲318.7(46/94)
8位 セガサミーフェニックス ▲319.8(46/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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