将棋の藤井聡太王将（竜王、王位、叡王、棋聖、20）に羽生善治九段（52）が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」第1局は1月9日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で2日目の対局が行われている。盤上は中盤から終盤へ。形勢は均衡が保たれていると見られており、今後の戦いに向けてさらに注目が集まっている。
初防衛を目指す藤井王将に、14期ぶりの王将位奪還と通算100期獲得を狙う羽生九段が挑戦する大注目のシリーズ。2日目は、後手の羽生九段が前日に封じた44手目の開封から始まった。
前日までは受けの姿勢を見せていた藤井王将は、44分の考慮で銀捨てと強気の一手を選択した。「一手損角換わり」を志向し、1日目から攻勢に出ている羽生九段と、いよいよ激しい戦いへと向かっている。昼食休憩時点での形勢はほぼ互角と見られているが、中終盤で抜け出し“世紀のシリーズ”で先勝を掴むのはどちらか。
持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 しあわせの青い玉子のオムライス 掛川牛シチューのソース（サラダ、スープ付き）
羽生善治九段 うな重（浜名湖産うなぎ）
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王将 2時間51分（消費5時間9分）
羽生善治九段 2時間12分（消費5時間48分）
（写真提供：日本将棋連盟）
