将棋の竜王戦1組ランキング戦が1月16日に行われ、羽生善治九段(52)と佐藤天彦九段(35)が対局中だ。振り駒の結果、先手は羽生九段。戦型は両者得意の「横歩取り」となった。
藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)への挑戦者を決める第36期竜王戦ランキング戦。16人で争われる1組1回戦で羽生九段と佐藤九段が対戦中だ。両者は昨年11月、棋王戦挑戦者決定トーナメント決勝でも対戦しており、前回と同じく「横歩取り」が志向された。
前局後手番で勝利を飾った佐藤九段は、同じ3三桂戦法を採用したものの、本局では9筋の歩を突くなど工夫を見せている。先手の羽生九段も飛車を引いて桂馬を跳ねる進行を見せており、ABEMAの中継に出演した佐藤慎一五段(40)は「前局の将棋とはかなり離れていて、合流することはなさそう」と解説していた。
本格的な戦いが始まる前とあり、両者の構想にも注目が集まっている。持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段 キーマカレー
佐藤天彦九段 豚生姜焼き
【昼食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 4時間3分(消費57分)
佐藤天彦九段 3時間58分(消費1時間2分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)