「40歳大関目指せるんじゃないですか」38歳の鉄人・玉鷲、翔猿を吹っ飛ばしたパワフルな相撲に実況席が感嘆 大相撲 2023/01/17 08:00 拡大する <大相撲一月場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館 ベテランの前頭二枚目・玉鷲(片男波)が前頭筆頭・翔猿(追手風)を一気に押し出し、6勝目を挙げた。敗れた翔猿が遠くへ吹き飛ぶほどの玉鷲のパワーに、解説の西岩親方も「40歳、大関目指せるんじゃないですか」と太鼓判を押した。【映像】翔猿を吹っ飛ばした玉鷲のパワフルな相撲 38歳の現役最年長関取である玉鷲。令和4年(2022年)九月場所では、37歳10ヶ月と年6場所制が定着した昭和33年以降の最年長記録で幕内最高優勝を果たしている。この日の取組では立ち合い手を出して力強く当たると、足が滑ってバランスを崩しそうになるも、こらえて攻め続け、一気に押し出しを決めて6勝目の勝ち星を挙げた。勝負が決する際、敗れた翔猿は玉鷲の圧力に吹き飛ばされ、土俵下の溜席にまで転がった。翔猿は6敗目。 続きを読む