規格外“令和の怪物”に平成の大横綱・元白鵬が「相撲を知っている」と太鼓判 「丸坊主の頭でどこまで駆け上がっていくのか」元琴奨菊も感嘆の逸材が“一場所で十両”の快挙へ 大相撲 2023/01/21 05:36 拡大する <大相撲一月場所>◇十三日目◇20日◇東京・両国国技館 幕下十五枚目格付出・落合(宮城野)が幕下四十枚目・風賢央(押尾川)を突き落としで7勝目を挙げて幕下の全勝優勝を飾った。“令和の怪物”とも称される期待の大器に対して、元大関・琴奨菊の秀ノ山親方も「自分の強さを知っている」と感嘆した。【映像】規格外の強さで「幕下・全勝優勝」を決めた一番 平成15年(2003年)鳥取県出身で、鳥取城北高校時代に2年連続で高校横綱となり、2022年9月には全日本実業団選手権を制覇。幕下十五枚目格付出で今場所初めて土俵を踏んだ落合。一番相撲は不戦勝だったものの、二番相撲からは規格外の実力を発揮して白星を重ねてきた。無敗同士の対戦となった十三日目の取組では、好調の風賢央の当たりを落ち着いて受け止めると、左四つになって全く動じず、右手で「パチン」と相手の背中を叩いてから軽々と突き落としを決めた。 続きを読む