糸谷哲郎八段VS三枚堂達也七段 ベスト4進出を決めるのはどっちだ/将棋・朝日杯
【映像】ABEMAでみる

 将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントが1月27日に行われ、2回戦の糸谷哲郎八段(34)対三枚堂達也七段(29)戦が午後2時から始まった。

【中継】糸谷八段VS三枚堂七段 4強入りをかけた戦い

 糸谷八段は、2006年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:8期)、順位戦A級(A級:5期)。獲得タイトルは竜王1期で、棋戦優勝は新人王戦1回。棋界屈指の早見え早指しで、1回戦では振り飛車党のベテラン・鈴木大介九段(48)に快勝を飾った。朝日杯では、第12・15回のベスト8が最高。今期はベスト4、さらには初優勝を狙う。

 三枚堂七段は、2013年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:1期)、順位戦C級1組。2017年の上州YAMADAチャレンジ杯で棋戦初優勝を飾った。今期の朝日杯は一次予選からの登場で、羽生善治九段(52)ら強豪を破り5期ぶり2回目の本戦入りとなった。午前中に行われた1回戦では、順位戦A級所属の稲葉陽八段(34)に完勝。第11回はベスト8で終えただけに、今期は何としてでも準決勝・決勝が行われる“有楽町行きの切符”を手にしたい。

 両者の対戦は過去に1局で、糸谷八段が勝利している。約3年ぶりの対戦を制するのはどちらか。

 今期の朝日杯は、1月14・15日に愛知県名古屋市で行われた名古屋対局の結果、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)、豊島将之九段(32)の2名がベスト4進出を決めている。同時刻から準々決勝の渡辺明名人(棋王、38)対佐藤天彦九段(35)戦が行われており、本日中に4強が決定する見込みだ。

 本局の持ち時間は各40分。振り駒の結果、先手は三枚堂七段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第16回朝日杯本戦 渡辺名人-西田五段/佐藤天九段-広瀬八段/勝者同士
【中継】第16回朝日杯本戦 渡辺名人-西田五段/佐藤天九段-広瀬八段/勝者同士
藤井聡太全局集
藤井聡太全局集
令和5年度版・下 防衛ロード編
Amazon
藤井聡太がやさしく教える
藤井聡太がやさしく教える
将棋の手筋
Amazon
日本将棋連盟公認デジタルカードコレクション サービス開始
日本将棋連盟公認デジタルカードコレクション サービス開始