ホンダのエンジン、再点火!本田朋広、接戦レースでオーラス差し切り 驚異の個人11勝目、チームも怒濤の3連勝/麻雀・Mリーグ
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 やはり個人成績トップは、伊達ではない。1月31日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」の第1試合では、TEAM雷電の本田朋広(連盟)がロースコアの接戦を制して驚異の個人11勝目。チームも日をまたいで3連勝を飾った。

【映像】11勝目に笑顔が戻った本田朋広

 リーグ唯一の2ケタ勝利と、本田は今期序盤からチームを引っ張っていた。だが、直近2戦は3着・4着で、その4着も箱下ラスと苦戦模様。それでも起家から本田、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)の並びで始まった当試合では、東3局での1人テンパイ時、「オカルトっぽいことを言えば、3・9筒のシャンポンリーチで1人テンパイを取れたところで、なんか雰囲気がいいかな」と感じたそうだ。それを体現するかのように、東4局ではタンヤオ・赤・ドラの4000点(+300点、供託1000点)をツモ。3着目ながらもトップ目と2300点差で迎えたオーラスでは「2着でいいかなという考えもあった」そうだが、ダブ南を重ねた時点で「見逃してでもトップを取っていこう」と決断すると、巧みな打ち回しで符跳ねさせ、これを見事にアガってダブ南の40符2翻・2700点でチェッカーフラッグを受けた。

 これでチームは3連勝。一時は渋谷ABEMASを抜いて4位に浮上した。チームメイトの萩原聖人(連盟)が配った「勝守」のご利益か、先週は、その勝守を機に瀬戸熊直樹(連盟)、黒沢咲(連盟)と連勝した。これについて試合後のインタビューでリポーターが触れると、笑顔だった本田は「持ってきましたけど、こっち(試合会場)には持ってきていません」としどろもどろ。「ポケットに入れて試合をするつもりでしたけど、控室に置いてきました」と苦笑いを浮かべる茶目っ気も見せた。「いつもありがとうございます」。ファンに頭を下げた本田は、「チームはファイナルに向けて一戦一戦悔いのないように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」と力強く宣言。「雷電の麻雀は面白いんです」。エンジンは再び温まった。あとは、どこまでも加速し続けるだけだ。

【第1試合結果】

1着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)3万1500点/+51.5
2着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)3万400点/+10.4
3着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)2万7700点/▲12.3
4着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)1万400点/▲49.6

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】11勝目に笑顔が戻った本田朋広
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【映像】手首を利かせた松ヶ瀬隆弥のツモシーン
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【映像】喜びが溢れる白鳥翔
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