将棋の藤井聡太王将（竜王、王位、叡王、棋聖、20）に羽生善治九段（52）が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第4局開幕をあすに控えた2月8日、両者が東京都立川市の「SORANO HOTEL」で対局場検分を行った。
第4局の舞台は、東京都立川市の「SORANO HOTEL」。王将戦開催は3年連続3回目を数える。国立昭和記念公園に隣接し自然豊かな環境の対局場は、藤井王将が昨期王将位を奪取し最年少五冠王となった地としても記憶に新しい。思い出の地で、初防衛に王手をかけることができるか、それとも羽生九段がタイに追いつくか。大きな注目が集まっている。
第4局開幕を前にした8日には対局場検分が行われ、第53期王将経験者で立会人を務める森内俊之九段（52）、副立会の佐々木大地七段（27）とともに対局者が室内を確認した。
第4局は、9日午前9時に対局を開始。持ち時間は各8時間の2日制で、本局の先手番は羽生九段。ABEMA PPVでは、この対局を終了まで生放送する。
（写真提供・日本将棋連盟）
