将棋の藤井聡太王将（竜王、王位、叡王、棋聖、20）に羽生善治九段（52）が挑戦する囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局が2月10日、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で2日目の対局が行われている。午前中に羽生九段が優位に立ったと見られており、挑戦者がこのまま押し切るか、藤井王将が反撃を繰り出すか大注目が集まっている。
互いに先手番で勝利を飾り、藤井王将の2勝1敗で迎えた第4局は、羽生九段の先手番で「角換わり腰掛け銀」に。羽生九段が猛攻を仕掛けて、後手陣に強く踏み込んだ。
前日に藤井王将が2時間超えの大長考で封じた一手は、大方の予想を外す応手だった。羽生九段の攻めをさらに呼び込むと見られるだけに、その真意はどこにあるのか。羽生九段は指し手を緩めることなく追撃を加えてリードを拡大しており、このまま勝利に突き進むか、藤井王将が秘策を用いるか、見どころの多い目の離せない展開となっている。
持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 天然ブリの胡麻醤油漬けと東京狭山茶の出汁茶漬け
羽生善治九段 ハヤシライス
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲羽生善治九段 3時間46分（消費4時間14分）
△藤井聡太王将 1時間31分（消費6時間29分）
（写真提供：日本将棋連盟）
