子どもと共に海外へ留学して語学を学んだり異文化を体験したりする、いわゆる“親子留学”が注目を集めている。現地の生活や子どもの教育環境についてTwitterで情報発信をしている、親子留学中の女性に話を聞いた。
「現在は6歳と9歳の息子2人を連れて、マレーシアに親子留学に来ている。私自身は日本にいた頃よりも充実している」(マレーシアに親子留学中の津村ようこさん、以下同)
子どもの教育のために、親が同伴して海外へ留学する「親子留学」。留学期間や留学先はさまざまだが、そのほとんどが父親を日本に残して母親と子どもだけで渡航する「母子留学」だ。
以前から海外生活に憧れていた津村さん(@hakotsumu0609)。子どもたちの教育環境を考えた結果、母子留学という形でマレーシアに移り住むことにしたのだそう。
マレーシアは、物価の安さやインターナショナルスクールの選択肢の多さ、治安の良さなどから親子留学先として人気の高い国のひとつだ。
「マレーシアは住みやすい国。温暖な気候で体調管理がしやすく、日本との時差も1時間なので主人や家族とのやり取りもスムーズにいく。差別が少なく、子どもたちも最初は英語が話せない状態で来ている中で環境に慣れたり英語の勉強に集中したりするという意味では、環境が整っていると感じる」
去年の7月、マレーシアにやって来た当初は戸惑いを隠せなかった子どもたちも今では楽しんでいる様子で、英語もめきめき上達しているのだとか。
「私も驚いているが、言語の能力も飛躍的に伸びている。息子たちの宿題は私が手伝ったり見たりしてもわからないので、手の届かないところにどんどん進んでいっている」
親子ともども充実した毎日を送っている津村さん。そこで気になるのが親子留学にかかる費用。いくらくらいかかるものなのだろうか。
「スクール費用や家賃、食費込みで月40万円くらい」
津村さんの場合、かかる費用は日本円で1カ月約40万円とのこと。学校によってさまざまだが、スクール費は2人で月18万円とかなり大きな割合を占めている。
ただ、津村さんの子どもたちが通うインターナショナルスクールは世界数十カ国から児童が集まっているため、色々な国の子どもたちと日常的に触れ合えるのは貴重な経験だという。
「(彼らには)日本だけでは得られないような価値観や学ぶ意欲があり、いろいろな国から留学に来てみんな頑張っている。そういった友達と触れる中で彼らなりに目標を持ったり、“やりたい”という気持ちが湧いてきたりすることで子どもたちの成長がすごく感じられると思っているので、挑戦したい人はどんどん挑戦してみるといい」
(『ABEMAヒルズ』より)
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