あまりにドラマチックな展開に、各所から悲鳴と歓声が上がった。将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)の2年ぶり4度目Vで幕を閉じた第16回朝日杯将棋オープン戦。2月23日に行われた準決勝で、藤井竜王はタイトル6期の実力者・豊島将之九段(32)と対戦した。後手番の豊島九段が大優勢を築いたが、勝利直前でまさかの失着。ABEMAの中継に出演した高見泰地七段(29)は、大逆転の瞬間を目にすると「え!?ひえー…」と絶句していた。