将棋の叡王戦本戦トーナメントの2回戦が2月24日に行われ、永瀬拓矢王座(30)と三浦弘行九段(49)が現在対局中だ。振り駒の結果、先手は永瀬王座。注目の戦型は「角換わり腰掛け銀」となった。
第4期叡王の永瀬王座と棋聖経験者の三浦九段による4強入りをかけた一戦は、角換わり腰掛け銀が志向された。先手の永瀬王座は、3筋、1筋の歩を突き捨てた後に2筋を交換。前日に行われた第16回朝日杯準決勝の藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)対豊島将之九段(32)戦と同様の仕掛けを見せた。三浦九段の一着で前例を離れたが、今後両者がどのような構想を描いているか目の離せない戦いとなりそうだ。
今期の叡王戦本戦は、菅井竜也八段(30)と本田奎五段(25)、山崎隆之八段(42)の3人が既にベスト4入りを決めている。残る1つの枠に名乗りを上げるのはどちらか。勝者は準決勝で、山崎八段と対戦する。
叡王の現タイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)。挑戦権を獲得するのは16人参加のトーナメントを勝ち抜く必要がある。
本局の持ち時間は各3時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
永瀬拓矢王座・三浦弘行九段 すき焼きあったか重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢王座 2時間7分(消費53分)
三浦弘行九段 1時間54分(消費1時間6分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)