【侍ジャパン強化試合】日本代表8-4ソフトバンク(2月25日/サンマリン宮崎)
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた宮崎キャンプ初の実戦となったソフトバンクとの壮行試合で、先発したロッテ・佐々木朗希投手が160キロを連発するなど2回を1安打3奪三振の好投を見せた。降板直後、ベンチでは投球を振り返るように話し込む佐々木とパドレス・ダルビッシュ有投手の姿が捉えられ、いよいよダルビッシュが本当のコーチのようだと話題となった。
2月17日から始まった野球日本代表(侍ジャパン)の宮崎キャンプで一際目立ったのが、MLB組からは唯一の参加となったダルビッシュが他の選手たちと積極的にコミュニケ―ションをとりチームを牽引する姿だった。特に投手陣に対しては、身振り手振りを交えながら投げ方のアドバイスを送る様子が“ダルビッシュ塾”と呼ばれたほど。この日先発した佐々木に対しても、投球を隣で見守りながら1球ごとに言葉をかけるなどさながら投手コーチのように指導するシーンがあった。
そんなダルビッシュ塾の効果もあったのか、佐々木はこの日圧巻の投球を見せる。ダルビッシュ直伝の鋭いスライダーで三振を奪うなど、宮崎キャンプでさらなるレベルアップを果たしたことを感じさせる内容と言えるだろう。そして予定の2回を投げ終えた後、ベンチでは佐々木の隣にダルビッシュが並び、じっくりと話し合う姿があった。サングラスをかけたダルビッシュが何事か言葉をかけ、それに佐々木が「ハイ、ハイ」とうなずく様子が、ABEMAのコメント欄でダルビッシュがますますコーチのようだと話題に。「ダル完全に投手コーチなんだw「サングラス付けたらもうコーチなんよw」「ダルの貫禄w」「投手コーチダルかっこよすぎ」といった声や、「ヘッドコーチやんけ」「コーチより格上に見える」「コーチ超えて監督w」との声まで見られた。
ダルビッシュによってチームに一体感が生まれただけでなく、技術的な影響も大きいとする意見は多い。これまでの“コーチっぷり”もあわせ、「ダルビッシュの存在感がすごいなあ」「ありがとうダル」「ダルビッシュ参加してくれてよかった」といった書き込みも多く寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神