将棋の囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第5局は2月26日、挑戦者の羽生善治九段(52)が前日に封じた48手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)の手番で対局が再開された。
藤井王将と羽生九段による“世紀のタイトル戦”も終盤戦に突入。勝てばタイトルに王手がかかる大一番を迎えている。本局は、後手の羽生九段が得意の「横歩取り」に誘導。序盤早々から飛車角交換の激しい展開となり、藤井王将は長考の末に桂馬を飛び出す攻め合いを決断した。
長考合戦の末に局面が動き出し、1日目の時点で終盤の入り口へと突入。難解な局面とあり、どの瞬間も目の離せないスリリングな展開となりそうだ。激戦を制し、3勝目を手にするのはどちらか。
持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
(写真提供:日本将棋連盟)