将棋の竜王戦1組・出場者決定戦(5位)が2月28日に行われ、渡辺明名人(棋王、38)と三枚堂達也七段(29)が対局中だ。振り駒の結果、先手は渡辺名人。注目の戦型は「横歩取り」となった。
1組5位の本戦出場枠を目指す出場者決定戦で、永世竜王資格保持者の渡辺名人と三枚堂七段が激突した。両者の対戦は本局で2局目。過去1戦は三枚堂七段が勝利している。互いにランキング戦初戦で黒星を喫し、出場者決定戦へ。勝てば本戦出場枠獲得へ前進、負ければ2組降級の厳しい戦いとなっている。
注目の一戦は、振り駒で渡辺名人の先手番となった。後手の三枚堂七段が横歩取りに誘導。本格的な戦いに向けて繊細な駆け引きが繰り広げられており、三枚堂七段の考慮中に昼食休憩に入った。
本局の持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 鶏団子と春雨 豆腐のうま塩煮
三枚堂達也七段 肉豆腐山椒きのこ、ごはん大
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 4時間30分(消費30分)
三枚堂達也七段 3時間32分(消費1時間28分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)