お花見シーズンはもう目前! サクラの姫、岡田紗佳 重圧跳ねのけ会心トップ「ちょっと気が楽です」/麻雀・Mリーグ
【映像】快勝に上機嫌の岡田紗佳

 今年もサクラの季節がやってくる。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月3日の第1試合はKADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)がトップを獲得し、2月28日の内川幸太郎(連盟)に続いてチーム連勝を飾った。

【映像】快勝に上機嫌の岡田紗佳

 この試合は東家から岡田、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びで開始。ひな祭りの日ということもあってか、女性4人で構成される華やかな卓となった。岡田は東1局、赤2枚の手をリーチ、これを追っかけリーチの瑞原からロン、リーチ・赤2・裏ドラの8000点で好スタートを切った。

 最大の見せ場は東3局、岡田は手牌を目いっぱいに構え、終盤に六・九万待ちでリーチ。自身のツモはハイテイの1回だけだったが、これを見事に一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・ハイテイ・赤・ドラ3・裏ドラ2の1万6000点(+300点、供託1000点)を決め、持ち点は5万点オーバーとなった。余裕のあるリードを持って迎えた南4局、3着で終わりたい瑞原に積極的なアシストを展開。結果は黒沢から瑞原がアガって試合終了した。

 レギュラーシーズン突破を争う戦いの中で、価値ある大トップ。勝利者インタビューで岡田は「嬉しいですね!本当に。ボーダーに誰がなるかという争いだったので、ここでの1勝は本当に大きいです」とこの勝利を喜んだ。それでもまだ混戦は続く。「どうなるかわからないんですけど、試合数を1戦減らしてプラスにできたというのがすごく大きいと思います」。またこの日の“女性卓”については「-88(ポイント)とかだったので、今日でチャラにできたかなという感じ」と一言。

 決定打となった東3局1本場の倍満については「ラッキーで一発でツモれたんですけど、何本折れたんだろう?という感じで。ちょうど10本だったので、嬉しかったです」。レギュラーシーズンも終わりに近づき、現状のチームスコアについては「ちょっと気が楽です」と安堵の笑顔を見せた。

 ファンには「サクラナイツとしては毎年ファイナルに進出できるチームになりたいので、今年も一生懸命チーム4人で戦って、皆さんと一緒にファイナルを楽しもうと思います」とメッセージを送り、可愛らしく決めポーズ。これにファンからは「勝ち抜けファンファーレへ前進!」「サクラ連覇まで一気に駆け上がりそうな勢いがあるな」「好きです!」と多数のエールが寄せられていた。

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)4万2200点/+62.2
2着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)3万700点/+10.7
3着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)1万6700点/▲23.3
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万400点/▲49.6

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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