激レアな出来事に、放送席も驚愕だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月7日の第1試合では、カンドラを含めたドラ表示牌の2枚と、その裏ドラ表示牌の2枚が同じ組み合わせというミラクルが発生。いずれも字牌というインパクトも手伝ってか、ファンも大いに盛り上がった。
場面は南2局2本場だ。起家から渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）、TEAM雷電・瀬戸熊直樹（連盟）、EX風林火山・二階堂亜樹（連盟）の並びでスタートした当試合、序盤は亜樹がリード。一方、2連勝中と好調な岡田は東4局4本場で亜樹からタンヤオ・赤・ドラ4の跳満・1万2000点（＋1200点）をアガった。親番の南2局では、前局で跳満・1万2000点を獲得した瀬戸熊のリーチをかわして白のみの1500点を加点。続く南2局1本場ではツモ・タンヤオ・七対子・赤・ドラ2の跳満・1万8000点を奪取し、トップ目へと浮上した。
勢いに乗った岡田は、南2局2本場でも日向が鳴いたドラの白をカンした中でリーチを敢行。難なくアガリ牌を手繰り寄せて裏ドラを確認すると、ここで実況の松嶋桃（協会）が反応した。「なんかすごい。リバーシブル裏ドラ！」。ドラ表示牌は中、カンドラ表示牌は北だったところで、カメラに映し出された裏ドラの表示牌は、なんと同じく中と北。これには解説の河野直也（最高位戦）も「本当だ！」と驚きの様子で、ファンからも「裏ドラ同じやんけ」「裏ドラ草や」「珍しい」「裏ドラおもろ」「綺麗な中北北中」「リバドラwww」などと投稿が続いた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
