＜大相撲三月場所＞◇初日◇12日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
元大関の十両筆頭・朝乃山（高砂）が順調なスタートを切った。前頭十七枚目・水戸龍（錦戸）を危なげない相撲で下し、幕内返り咲きへ白星発進となった。
朝乃山は立ち合いですぐに右を差した。水戸龍は先に上手を取ったが、朝乃山は圧力をかけ、素早く攻めていき、最後は寄り切り。白星発進に館内は大歓声に包まれた。
今場所、勝ち越せば、5月の夏場所での幕内復帰が確実の朝乃山。取組を受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「右が早く踏み込みも早かったですけど、どちらかと言うと、朝乃山の余裕を持っての立ち合いですかね」と勝因について分析しつつ、「ここまで（の対戦相手）だと余裕がある動きが出来ると思いますけど、もう少し踏み込んで行った方が良いと思います」と今後についても言及した。
相撲ファンからは「余裕だったなぁ！凄い」「初日おめでとう」「やっぱり朝乃山は強い」などの声がネット上に寄せられていた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
