「一盃口で区切っちゃっていいんですか?」プロ雀士でも悩みまくる大チャンス手牌の選択/麻雀・Mリーグ
【映像】白鳥翔、長考の上の選択

 トッププロでも長考。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月21日の第1試合では、さまざまな選択肢がある大チャンス手に渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)が頭を悩ませ、実況や解説も意見を出し合う一幕があった。

【映像】白鳥翔、長考の上の選択

 場面は南1局だった。起家からEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、白鳥、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)の並びで開局した当試合、この時点で白鳥はトップ目の松ヶ瀬と600点差の2着目に付けていた。チームはセミファイナルシリーズで最終戦が戦える「4位以内でのレギュラーシーズン通過」が目標。是が非でもトップを取りたい白鳥に、絶好の配牌が訪れた。タンヤオのみならず、ドラの3筒を含めた一盃口が完成している状況で、既に満貫が確定。2巡目に8筒を引くと、ここで白鳥の手が止まった。

 「ピンズをいろいろな複合系と考えるなら、三万切りですか?」。これに実況の松嶋(協会)が反応すると、解説の土田浩翔(最高位戦)も「いや、これは難しいですね」とコメント。さらに松嶋が「浮き牌を作らないなら、8筒切り?」「わー難しい。どういう風に考えたらいいんですか?一盃口で区切っちゃっていいんですか?」とした中、土田は「いや、区切らない方がいい」と返しつつ、「8筒を切るのが一番、伸びがいい形ですよね」と続けた。結果、白鳥は8筒切りをチョイス。3巡目に満貫をヤミテンさせると、数巡後には待ち牌を変更させて見事に平和・一盃口・ドラ2の8000点を獲得した。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】試合後に笑みを見せる白鳥翔
【映像】試合後に笑みを見せる白鳥翔
【映像】選択に悩みコロコロと表情が変わる岡田紗佳
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【映像】白鳥翔、長考の上の選択
【映像】白鳥翔、長考の上の選択
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「一盃口で区切っちゃっていいんですか?」プロ雀士でも悩みまくる大チャンス手牌の選択/麻雀・Mリーグ

Mリーグ 配信情報まとめ
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