【MLB・スプリングトレーニング】エンゼルス8-7カブス(3月25日・日本時間26日/テンピ)
カブスの左腕リトルが、発想力と判断力の優れたプレーでファンを魅了した。高く跳ねたのゴロ、打者走者の足の速さなど、わずか1~2秒の間で状況を判断し、最後は派手はダイビング。これぞメジャーというビッグプレーが誕生した。
状況は6回、エンゼルスの攻撃。先頭打者が放った打球は一塁線ながら高く跳ね上がったバウンドのゴロに。ファーストが処理に出てしまうとセーフになる確率が高いため、ピッチャーのリトルが捕らなければいけない状況だった。右利きならば捕った流れで送球もできるが、左利きのリトルは向きを変えて投げる余裕もないタイミング。ここでリトルはうまくタイミングを合わせてボールをしっかりと捕球せず、グラブを開いたまま下から跳ね上げるようにダイビングでグラブトス。これが見事にファーストのミットへと収まり、間一髪アウトにした。
しっかりグラブに収める時間もなく、バレーボールのダイビングレシーブのようなリトルのプレーに、集まっていたファンも拍手喝采。全ての状況を瞬時に把握、判断できる野球IQの高さが見られたシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)







