将棋の竜王戦2組ランキング戦が3月27日に行われ、佐藤康光九段(53)と菅井竜也八段(30)が現在対局中だ。勝者は2組決勝に進出し、決勝トーナメント出場権を獲得する。
本局は菅井八段の三間飛車に、後手の佐藤九段は居飛車と対抗形に。佐藤九段は歩の突き捨てから先手の角の利きをそらして攻撃を開始し、わずかにペースを引き寄せた。ABEMAでテキスト解説を担当する大平武洋六段(45)は「(後手の)歩の突き捨てが好手。作戦勝ちになっているのでは」とコメントした。しかし、菅井八段も堅い守りで夜戦に向けて備えており、夕食休憩時点でABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を表示。今後の本格的な戦いに大きな注目が集まっている。
藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)への挑戦権をかけた争いは、各組でランキング戦が進行中。本局の勝者は、決勝トーナメント進出と1組への昇級が確定する。
持ち時間は各5時間、先手は菅井八段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
佐藤康光九段 屋台風焼きそば
菅井竜也八段 豚肉とアスパラのごまスタミナ炒め
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲菅井竜也八段 1時間23分(消費3時間37分)
△佐藤康光九段 1時間19分(消費3時間41分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)