【MLB】アスレチックス1-13エンゼルス(4月1日・日本時間2日/オークランド)
エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場、3回無死満塁のチャンスからあと少しで今季1号の満塁弾だったレフトフェンス直撃のタイムリーヒットを放った。対戦したのは今季からメジャー挑戦しているアスレチックス藤浪晋太郎投手。外角高めに抜け気味ながら159.8キロを計測したストレートを、大谷は合わせるような振り方だったが、打球はフェンスダイレクト。驚異的なテクニックとパワーを見せつけることとなった。
決してフルスイングではなかったが、それでも打球はどんどん伸びていく。昨季も34本塁打を放ち、メジャー屈指の強打者に数えられる大谷らしさが出た一打だった。3回から制球に苦しみピンチを招いた藤浪に対して、大谷は無死満塁のチャンスで振りに出た。ややシュート回転して外角高めに抜けていったストレートだが、球速はしっかり99.1マイル(159.5キロ)を計測。決して簡単な球ではなかった。
それでも大谷はうまく引き付けて押し込むように振ると、コンパクトなスイングながらしっかり捉えていたこともあり、打球はぐんぐんとレフトポール際へ。打球速度99.3マイル(159.8キロ)、飛距離339フィート(103.3メートル)を計測し、狭い球場であれば満塁ホームランという当たりだった。
開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では東京ドームで右中間にある自分の顔入り看板に直撃させる特大弾を放つなどパワーを発揮していたが、大谷の魅力はセンターからレフト方向に大きな当たりが打てること。100%のスイングでなくても、インパクトさえ十分であればどの方向にもホームランが打てる恐ろしさを大谷は持っている。注目の日本人対決ではあったが「世界の大谷」のテクニックとパワーがさらに際立つ結果となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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