【MLB】アスレチックス1-13エンゼルス(4月1日・日本時間2日/オークランド)
通常の守備ではこの男を止められない。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合。この日2試合目のタイムリーヒットは去年までアウトとなる一、二塁間への強烈なゴロ。開幕戦の今季初安打も、二塁ベースのやや横を通過する当たりとなっており、今季3安打目で早くもこのケースは2例目。大谷にとっては打率が向上する大チャンスを迎えている。
6回表、1死二塁のチャンスで大谷。この日はすでに先発・藤浪晋太郎からフェンス直撃のタイムリーを放って、今期初打点を記録している。藤浪の後を受けたアスレチックス2番手・オラーの2球目、143キロのカットボールを強振すると、これが二塁ベース横へ痛烈なゴロ。打球はセンター前へきれいに抜けこの日2本目のタイムリーヒット、今季初のマルチヒットで2打点目とした。
昨季同様に一、二塁間に内野手を3人置く「大谷シフト」であれば、その網にまんまとかかるようなゴロだったものの、今季はそれがタイムリーヒットに。ABEMAの視聴者からは「ないすぅー!」「やった!!」「今年は首位打者だな大谷」といった歓声に加えて「去年ならシフトや」「シフトないのが最高!去年ならアウト」というように「大谷シフト」が敷かれないことでタイムリーヒットとなった結果を喜ぶ声も寄せられた。
また解説を務めていた元メジャーリーガーの牧田和久氏は「(シフトの影響は)多少はあると思いますね、シフト敷いていたらあれは普通に凡打になっていたと思うので」と説明していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




