【MLB】カージナルス9-4ブルージェイズ(4月2日・日本時間3日/セントルイス)
快晴のセントルイスは、日差しもチームに味方した?3回、カージナルスのバールソンが高々と打ち上げたフライに対して、ブルージェイズのショート・ビシェットとセンター・バーショが追いかけたが、日差しが目に入ったのか眩しそうな仕草を見せ続けると、ボールはそのままグラウンドにポトリ。バールソンにとってはラッキーなツーベースになった。
カウント2-0から、真ん中に甘く入ってきたボールにたいして、第1打席でホームランを放っていたバールソンは鋭くスイングしたが、力みすぎたのか打球は平凡なフライに。ただし、力はある程度伝わっていたようで、晴れ渡る上空に高々と上がっていった。バールソンは「しくじったか…」というようにがっくりしながら諦めモードで一塁へと向かっていった。
ところがこの打球が、快晴のデーゲームでは曲者だった。ブルージェイズのビシェットは、打球を見上げつつ右手で太陽を隠すような仕草で、明らかに眩しそう。下がりながらなんとか捕球体勢に入ろうとするも、なかなか定まらなかった。ここで後方からダッシュしてきたのがセンターを守るバーショだったが、サングラスをしていたもののこちらも何やら眩しそう。しかも風かスピンか、打球は徐々にレフト方向に切れていき、結果的にはバーショも膝から崩れるような格好になり、ボールはグラブにかすることなくグラウンドに落ちた。
見た目以上に難しい打球だったものの、メジャーリーガーたちが慌てる様子がコミカルに伝わったようで、ファンからも戸惑いと笑いを含んだ反応が起こっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)






