【MLB】カージナルス9-4ブルージェイズ(4月2日・日本時間3日/セントルイス)
10年連続でゴールデングラブ賞を獲得しているカージナルスのアレナドが、鋭い打球を逆シングルでキャッチ、そのまま止まらずジャンプしながらも、強肩を活かして一塁に送球、見事にアウトにする神守備を見せた。
強力カージナルス打線で4番を任されるアレナドだが、昨年までのメジャー10年間で299本塁打を放っている強打者。本塁打王を3回、打点王も2回獲得している。ただ、その打撃以上に評価が高いのが守備。2013年のメジャーデビュー以来、レギュラーに定着しているが、昨シーズンまでの10年間、その全てでゴールドグラブ賞を獲得している名手だ。メジャーデビューから10年連続での受賞はイチロー以来の快挙。サードは「ホットコーナー」とも呼ばれるが、まさにホットなプレーを幾度となく見せている、メジャー最高峰のサードだ。
ブルージェイズとの一戦では6回2死一塁から三塁線へのゴロを逆シングルで捌くと、足を踏ん張って投げる選手が多いところ、アレナドは勢いを止めずに3歩ほど走ってから一塁からやや遠ざかる方向にジャンプ。きれいな軌道を描いた送球がファーストミットに収まり、3アウト目を奪った。
巧みなグラブ捌きだけではなく、ジャンプしながらでも送球ができるボディバランス、強肩などが噛み合ったからこその神守備。現地の実況も興奮気味の、そのプレーを伝えていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)






