【MLB】カージナルス1-4ブレーブス(4月4日・日本時間5日/セントルイス)
メジャーリーグが誇る快足王は、そう簡単には止められない。ブレーブスのアクーニャJr.が、1回無死からライト前ヒットで出塁すると、すかさず二塁へ盗塁に成功。素早いスタートと迫力あるヘッドスライディングで悠々と到達すると、二塁ベース上では「俺様のことを止めてみな!」とばかりに、バイクを乗りこなすようなポーズで盛り上げた。
【映像】迫力のヘッドスライディングから「バイクぶんぶんポーズ」
アクーニャJr.は2018年にメジャーデビューすると新人王を獲得。溢れる身体能力を活かしたプレーで人気を誇り、2019年には37盗塁でナ・リーグ盗塁王に。2021年には右膝の前十字靭帯断裂という大けがを負ったが、翌2022年には見事に復帰し、29盗塁もマーク。今季開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではベネズエラ代表にも選ばれた。
25歳とこれからがプレーヤーとしても伸び盛りの時期だが、今季は開幕から絶好調。前日までの4試合で打率.353、2本塁打と打ちまくっていたが、この日もいきなり先頭打者としてヒットで出塁。さらには相手投手のモーションを盗むように、弾むように勢いをつけてからスタートすると、二塁へは豪快なヘッドスライディングを決めた。立ち上がった後にはベンチの仲間に向かってバイクのアクセルを入れるような「ぶんぶんポーズ」。5年連続地区優勝、2021年にはワールドチャンピオンにも輝いたチームだが、今年もアクーニャJr.から始まる打線は強力そのものだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





