【MLB】カージナルス1－4ブレーブス（4月4日・日本時間5日／セントルイス）
危ないと思ってせっかく避けたのに…。ブレーブスのロサリオがファースト強襲安打で出塁したが、直後にカージナルスのファースト・ゴールドシュミットの返球を背中に受けてしまい、のけぞるように「痛っ！」とリアクション。本人、さらには実況者からも笑いが起こる珍プレーが生まれた。
状況は6回2死一塁。代打で起用されたロサリオは、コンパクトなスイングで一塁線へと鋭い打球を飛ばした。これにゴールドグラブ賞4回の名手ゴールドシュミットが飛びついたが、ミットをかすめてボールはファウルグラウンドに転々。慌てて拾いに走ったものの、ロサリオは悠々と一塁ベースを駆け抜けた。
ロサリオにとって予想はしたのに降ってきた災難は、ここからだ。ゴールドシュミットが打球を投手に返球したが、ロサリオは自分の近くに戻ってくることを予感して、背中を向け頭も抱えて避けようとしたが、あろうことか山なりの返球はきれいにロサリオの背中にヒット。すかさず「痛っ！なんで当てるんだよー」と振り返った。
珍プレーの誕生に本人も現地の実況も笑っていたが、こっそり粋な演出をしていたのが一塁塁審。ボールが当たった瞬間にセーフのジェスチャーをして味付けしていた。なお、野手の送球が走者に当たってもアウトになることはなく、本来は不要なジェスチャーだが、これもメジャー流のエンターテインメントといったところか。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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