2024年4月から大谷翔平選手が小学校で使用される教科書に登場。解説者で日本プロ野球名球会理事長の古田敦也氏が想いと本音を明かしてくれた。
古田氏は大谷選手の凄さを次のように語る。
「レベルが違うところを見せつけた。例えば、日本で行った強化試合でバッティング練習を行った際、バンテリンドーム ナゴヤの5階席にたくさんホームランを打った。日本の選手もみんな口をポカンと開けながら見ていた」(古田氏、以下同)
さらに、メジャーの選手も口をあんぐり開けていたという。
「アメリカのローンデポ・パークでもフリーバッティングをしていたら、決勝なのにメジャーの選手がアップや体操をしながらずっと大谷のこと『ワーオ』と言いながら見ていた」
日本だけでなく、世界でも羽ばたく大谷選手は古田氏から見てどんな人物なのか。
「もうレベルが違う。前にも言ったことあるが、人類が進化しているなら、彼はニュータイプ。こんなに大きくて動けて、世界のすごい人たちを圧倒する。僕が生きている間に出てくると思わなかった」
大谷選手が好かれる理由については、
「今回(WBC)の大谷は神がかっていた。僕らの想像を絶する活躍をした。最後アメリカのマイク・トラウト選手から三振を奪って、自身のグラブと帽子も投げた。『“世界一のマウンド”に立つ未来があったら面白いな』ということを彼は実現した。後で聞いたら『多分、最後三振で決まるだろうと思ってやっていた』と言っていた」
古田氏は、大谷選手のストイックな生活を絶賛している。
「“なりたい自分の理想像”を明確にイメージして、そのために必要なトレーニングや食事を全くの妥協なくストイックに実践し続けている」
現役で教科書に載ると生活しづらくならないか。
「載せた方がいい。けれど、町を歩くにも人目を気にしながら動いたり、どこに行っても人やパパラッチが来てしまったりする。そういう環境になると、すごいストレスが溜まるから動かなくなってしまう。僕も180センチ以上あってそこそこ大きいが、大谷は約195センチある。目立って大変だし、苦労する。数年は『しょうがない』と思って頑張るしかない」
(『ABEMAヒルズ』より)
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