【MLB】タイガース3-6レッドソックス(4月6日・日本時間7日/デトロイト)
レッドソックスの吉田正尚外野手が敵地でのタイガース戦に「4番・レフト」で先発出場。2回の第1打席に3試合13打席ぶりとなるヒットを投手への内野安打で記録するなど、復調のマルチ安打を記録。1得点1四球1盗塁でチームの連敗ストップに貢献した。6回には好投を続けていた相手投手が、鋭いピッチャー強襲の当たりに対処した直後に異変をきたし、続投するも崩れて同点を許すとランナーを残した場面で降板。変わった投手が勝ち越し3ランを許すというやや不運な一幕があった。
2-3と1点を追うレッドソックスが、タイガース先発のターンブルを捉えきれないまま迎えた6回表の攻撃。先頭の9番・ヘルナンデスが、ターンブルが投じた2球目のシンカーを振り抜くと、打球はターンブルに向かって一直線。捕球を試みるも、一転して体をひいたターンブルは間一髪のところで直撃を回避するも、ヘルナンデスを二ゴロに打ち取ると首元を抑えてその場に座り込んでしまった。
しばらく立ち上がれないターンブルの元にチームメイトが集まると、間もなくして投球練習を再開。その後、1番・バードゥーゴにライトへのヒットを許し、続く2番・ディバースにもライトへのタイムリーツーベースを浴びるなど、あっさりと同点を許してしまった。
その後、ターンブルは1死三塁で3番・ターナーを三ゴロに打ち取るも、続く吉田に四球を与えたところで2人のランナーを残したままマウンドを降りた。その後、変わった二番手のシスネイロが5番・デュバルに勝ち越し3ランを献上。ピッチャー強襲打を境にして明暗くっきり分かれる展開となった。
この回、一挙4点を追加したレッドソックスはそのまま逃げ切って連敗を3でストップ。吉田は9回の第4打席にライト線へメジャーでは初となるツーベースを放つなど、チームの勝利に貢献。ターンブルを襲った不運の瞬間に試合を中継したABEMAの視聴者からは「首やった」「大丈夫?」と心配の声が。さらにそこから崩れて同点、直後に逆転を許すと「残念」「かわいそう」といった同情の声も聞かれた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





