【MLB】エンゼルス11－12ブルージェイズ（4月９日・日本時間10日／アナハイム）
メジャーでもめったにお目にかかれない激戦となったこの試合、最後はエンゼルスの大谷翔平投手が打ち取られて試合が終わったが、ファンからは活躍しながらの敗戦に擁護や応援の声が相次いだ。
【映像】延長10回裏、サヨナラのチャンスで打席に立つ大谷翔平
エンゼルスは大谷の２ランなどで６-０と大量リードを奪うも、６回表、ブルージェイズは４番チャップマンの満塁本塁打などで同点に追いつく。さらに７回表、３本のタイムリーで６-10と勝ち越しに成功したが、９回裏、エンゼルスは２死一、二塁から大谷が敬遠気味の四球でつなぐと、４番レンドンの死球と５番レンフローのタイムリーで同点に。
しかし10回表、ブルージェイズは９番キーアマイヤーと１番スプリンガーの連続タイムリーで再び２点をリード。
後がないエンゼルスは10回裏、２死満塁で２番トラウトが押し出しの四球を選び１点差。ここで打席に大谷が立った。
スタジアムはこの日一番の盛り上がりを見せた。ネット上でも「ここで回ってくるのがスター」と期待を寄せる声が多かったが、３球目を打ってセカンドゴロに打ち取られ、試合終了。11対12でエンゼルスは敗れたが、この日2安打3出塁の大谷には「これで大谷さん責められたら私暴れちゃうぞ」「大谷は悪くない」「明日頑張ろう」など擁護する声が多かった。
この日の大谷の打席別結果は次の通り。
第１打席 ファーストゴロ
第２打席 センター越え２ランホームラン
第３打席 センター前ヒット
第４打席 セカンドゴロ
第５打席 四球
第６打席 セカンドゴロ
6点リードを逆転されながら追いつき、そこからさらに勝ち越されての敗戦。これまで何度も耳にした「なおエ」だが、あまり目にしないドラマチックな「なおエ」でもあった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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