高打点連発“セレブ麻雀”の極み 黒沢咲、ファイナルへ「負けられない」戦いで期待通りの大トップ/麻雀・Mリーグ Mリーグ 2023/04/12 08:42 拡大する これぞ、セレブ麻雀。TRAM雷電の黒沢咲(連盟)が、高打点の連発で卓上を支配した。4月11日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ2日目の第1試合は、チームメイトの本田朋広(連盟)が3着。チームの順位は5位と変動こそなかったものの、4位のKADOKAWAサクラナイツとは107.4ポイントの差を付けられた。【映像】黒沢咲、裏ドラ3枚で強烈な親跳満 そんな中で迎えた第2試合は、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、黒沢、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)の並びで開局。レギュラーシーズンの最後を連勝で締めくくった黒沢は、いきなり東1局でリーチ・一発・ツモ・平和・ドラ・裏ドラの跳満・1万2000点(供託1000点)を獲得した。親番の東2局、東3局でのリーチは不発だったものの、東4局1本場ではリーチ・ツモの2000点(+300点)で小林の親を流す効果的なアガリ。親番の南2局では裏ドラが3つ乗るミラクルを見せ、リーチ・ツモ・赤・裏ドラ3の跳満・1万8000点を加点した。続く南2局1本場でも小林の鳴き、佐々木のリーチを掻い潜ってツモ・タンヤオ・平和・赤2の満貫・1万2000点(+300点、供託1000点)を奪取。持ち点6万2700点でゴールテープを切ると、大きく息を吐いた後、穏やかな笑みを浮かべた。 続きを読む