吉田正尚、好投手リレーの前に3打数無安打1併殺と沈黙 レイズは開幕11連勝、36年ぶりのメジャー記録にあと2つ
【映像】吉田正尚のウキウキジャンピングスロー

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【MLB】レイズ7-2レッドソックス(4月11日・日本時間12日/セントピーターズバーグ)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」でスタメン出場したが、3打数無安打1四球、チャンスの場面では併殺打や内野フライに倒れるなどいいところがなかった。対するレイズは先発マクラナハンが好投し3勝目を挙げると、チームも開幕から無傷の11連勝を達成。1983年、1987年に記録された13連勝まで、あと2つと迫った。

【映像】吉田正尚のウキウキジャンピングスロー

 投打に充実するレイズに対して、レッドソックスがどこまで対抗できるかという試合だったが、試合は終始レイズペース。初回こそレッドソックスの3番ターナー、4番吉田が連続で四球を選び、マクラナハンの立ち上がりにプレッシャーをかけたが、後続が倒れて得点なし。2回以降はマクラナハンが本来の調子を取り戻すと、5回1死までヒットなし。9つの三振も奪われた。

 6回、やや疲れの見えたマクラナハンが四球とヒットでピンチを招き降板すると、無死一、三塁から吉田に打順が回りチャンスを迎えたが、2番手クレビンジャーの前に詰まった当たりのセカンドゴロで併殺に。1点こそ入ったものの、流れを引き戻せなかった。8回にも2死一、三塁のチャンスで回ってきたが詰まった当たりのショートフライに凡退した。

 レイズは打線も活発で4回にはパレデス、5回にはディアスとローの2者連続本塁打など効果的に加点。大量7点を奪って試合を決めた。メジャーの開幕からの連勝は13連勝で1982年のアトランタ・ブレーブスと1987年のミルウォーキー・ブルワーズの2度だけ。36年ぶりの大記録にあと2つと迫った。
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