【MLB】エンゼルス2-0ナショナルズ(4月11日・日本時間12日/アナハイム)
 これだけ止めてくれれば、投手としても思い切り低めに投げ込める。そんな頼もしいシーンに、世界のエースも思わず拍手だ。エンゼルス大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として7回1安打無失点6奪三振6四死球の内容で、今季2勝目を挙げた。序盤こそ制球と球審の判定に苦しんだが、尻上がりに状態を上げて、終わってみればピンチらしいピンチは4回だけ。その他は危なげない投球でナショナルズ打線を封じ込めた。大谷を強力にバックアップしたのが、若手捕手のオホッピー。ワンバウンドになった投球を素早い動きで止めると、マウンドの大谷が思わず拍手するシーンも見られた。