【MLB】レッドソックス2-1エンゼルス(4月16日・日本時間17日/ボストン)
現在のメジャーリーグでトップだった連続試合出塁記録が途絶えたエンゼルスの大谷翔投手平。3番・DHで出場したこの日は4打数無安打に終わり、記録は36試合でストップしたが、凡退後にベンチで見せた表情に視聴者から心配の声が挙がる一幕があった。
第1打席はカウント1-2から外角低めに落ちるカーブを引っ掛けてショートゴロ。第2打席はカウント1-1からの低めをすくい上げるもライトライナー。第3打席は1ストライクからの2球目をフルスイングするもセカンドゴロ。この直後、ベンチに戻った大谷はヘルメットを叩きつけると、浮かない表情でトラウトと言葉を交わし、「ダメだな……」と言うようにクビを振った。
そして、最後のバッターとなった第4打席はカウント1-1からの3球目をレフトフライで試合終了となった。2年前のロイヤルズ戦で、5打席全てでファーストストライクをスイング、ホームランを含むマルチ安打を記録した通り、好調時の大谷はボールを見極めてファーストストライクを振るタイプである。「ファーストピッチ、フルスイング」と語ったこともあるなど、実に積極的なバッターである。
しかし、この日の大谷は、4打席ともファーストストライクを見逃した。相手投手のギャレット・ウィトロックが平均97マイルのボールをギリギリのコースに投げるなど絶妙なボールを投げていたにせよ、いつもに比べてやや消極的な感じもあり、解説者も「今日の大谷はファーストストライクをすべて見逃しています」と語っていた。
消極的な自分に対し、苛立ったのが前述した3打席目の直後だったのかもしれない。ベンチでの浮かない表情を目にしたファンは「大丈夫かな?」「頑張れ大谷さん」など心配の声を挙げたが、すぐに気持ちを切り替えられるのも、メジャートップ打者である大谷の長所である。私たちも気持ちを切り替え、明日からの活躍に期待したい。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性