【MLB】レッドソックス4-5エンゼルス(4月17日・日本時間18日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場。生憎の雨模様に苦しめられ、長時間の降雨中断後に降板し、今季3勝目はおあずけとなった。大谷、ファンともに悔しさが残った試合で、デビュー3戦目のトッププロスペクトが嬉しい初ヒットを放つと。直後のドッキリにファンがほっこりする一幕があった。
降雨の悪天候により、1時間遅れで始まったレッドソックスとエンゼルスの一戦。初回にレンフローの3ランなどで4点を先制する幸先の良いスタートを切ったエンゼルスは、直後に1点を返されて迎えた2回表の攻撃。この回、先頭のネトが初球をレフト前に運んだ。ネトにとってこれが、嬉しいメジャー初ヒットとなった。
試合を中継したABEMAの視聴者からは「ネトおめでとう」「やるやん!」「おめ」「ネトこれで楽になるかな」「おめネトう」などと祝福のコメントが書き込まれたが、直後にベンチ内の雰囲気の良さを感じさせるドッキリ珍事が。
記念のボールがレッドソックスの守備陣からヘイゼルマン三塁コーチへと渡って、エンゼルスのベンチへと戻ってきた。すると、この日はベンチスタートとなったレンヒーフォが記念ボールを受け取ると、そのボールをアンダーソンが奪い取りスタンドへ投げ込む素振り。もちろん実際には投げておらず、アンダーソン流のアメリカンジョークだろう。序盤からリードを奪っているからか、ベンチ内の良好な雰囲気を垣間見ることができる“ほっこり”な瞬間だった。
ネトはチーム内プロスペクトランキング2位の有望株ショート。レンヒーフォやWBCイタリア代表として日本代表とも戦ったフレッチャー(現在は3A)がいるなかで、スタメンに抜擢されていることからも球団の期待値が高いことはうかがえる。この初ヒットを足がかりとし、確固たるレギュラーの座を掴み取ることに期待がかかる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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