これもMリーグを牽引し続けるエンターテイナーとしての振る舞いか。4月18日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ6日目の第2試合では、渋谷ABEMASの多井隆晴(RMU)が、熟練の打ち回しで先行逃げ切りに成功。試合を終えて控室へと戻る際、カメラに向かってドヤ顔を決める一幕があった。
起家から多井、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)の並びでスタートした当試合、多井はテンパイ流局で迎えた東1局1本場でリーチ・ツモ・平和・三色同順・ドラの親跳満・1万8000点をアガった。「大丈夫です。(点数が)高かったので。大丈夫です」。早々にリードを奪ったことで、その後は百戦錬磨の打ち回しで卓上をコントロール。アガリ1回、放銃ゼロで試合を終えると、会場は渋谷ABEMASのチームカラーである金色に染まった。
緊迫した試合展開だったからか、その後、各選手は静かにゆっくりと席を立ったものの、“麻雀星人”の異名を取る多井は頭を掻きながらカメラの前に立ち止まり、自らの勝利を自画自賛するようなドヤ顔を披露。これに実況の松嶋桃(協会)が「してやったりのドヤ顔を決めてくれましたね」と反応すると、ファンからも「いいねぇ」「ニヤリ」「ドヤ顔w」「不敵な笑み」「どやはる」などと多数のコメントが寄せられた。解説を務めた藤崎智(連盟)も、「らしくなってきたね」「入場シーンとかも、いつもに比べたら硬かったもんね」とプレッシャーがかかるポストシーズンでの勝利を称えた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






