【MLB】レッドソックス5-4ツインズ(4月18日・日本時間19日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」でスタメン出場を果たしたが、5打数無安打に終わり、4試合・20打席連続ノーヒットとなった。打率も.167まで下がり、日本が誇る天才的なバットマンにとって苦悩の日々が続いているが、9回に対戦したツインズ・デュランは豪腕そのもの。最速102.2マイル(164.5キロ)を計測した右腕との3球勝負に、吉田が圧倒された。
173センチと小柄ながら、鍛え抜かれた肉体と巧みなバットコントロールによって、大きなアーチもかけてきた吉田だが、今回ばかりは超メジャー級の豪腕の前にねじ伏せられた。デュランはドミニカ共和国出身の25歳。196センチ・104キロという恵まれた体型から、100マイル(161キロ)を楽に超えるストレート、さらにほぼ100マイルを維持しながら落ちるスプリットを武器に、相手打者を抑えにかかる。
吉田とデュランの対決は2-2の同点で迎えた9回。一発出ればサヨナラというシーンに、デュランは初球から101.5マイル(163.3キロ)、2球目も101.7マイル(163.7キロ)とストレートで押してきた。吉田も食らいつき2球連続でファウルとしたが、3球目に来た100.1マイル(161.1キロ)のスプリットは前に飛ばすのが精一杯。力のないサードゴロに倒れた。
160キロを超えるスピードボールはNPB時代でも見た経験があるが、これほどまでにパワーとスピードが合わさった選手は、これまでなかなか対戦したことはないはず。さすがの吉田も1球目、2球目と投げ込まれたスピードボールにやや驚いた表情も見せていた。20打席連続ノーヒットと苦戦が続くが、吉田が信頼を勝ち取るには、こんな超メジャー級投手を打ち崩していく必要がある。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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