「捕ったど！」大谷翔平の今季5号をジャッジが“強奪” 直後の“対照的”な表情現地カメラが捉えた決定的瞬間

【MLB】ヤンキース−エンゼルス（4月19日・日本時間20日／ニューヨーク）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。2戦連発となる5号ホームランに期待が集まる中で迎えた1回の第1打席に衝撃の展開が。大谷がセンターに放った大飛球をセンターのジャッジがホームランキャッチ。一度はグラブで弾いたジャッジだったが執念の捕球を見せた。昨年に続きジャッジにホームランを1本阻止された大谷。一方、大谷のホームランを昨年に続いて1本阻止したジャッジ。直後の両者の対照的な表情を現地カメラが捉えていた。

【映像】「HRキャッチ」対照的な表情を見せた大谷翔平とジャッジ

　大谷がヤンキース先発右腕・ブリトの6球目、チェンジアップを捉えた一発は411フィート（約125メートル）でセンター・ジャッジの頭上を襲う大きな当たり。これをフェンス際でジャンプ一番のジャッジは、一度はグラブで弾いたものの、かき出すように右手でキャッチ。「捕ったど！」といった様子で右腕を高々と突き上げた。

　昨シーズン、5月31日（同6月1日）に同じヤンキースタジアムで大谷との直接対決に臨み、同様に2試合連続弾を阻むホームランキャッチを披露したジャッジ。今回も会心のホームランキャッチに満面の笑みで右指を差し出すなど“してやったり”の表情。一方、またしてもジャッジにホームランを阻止された大谷は、ジャッジの超美技を確認すると、顔色一つ変えることなくベンチまで戻って行った。

　なおその裏、ヤンキースはジャッジの6号2ランで先制。昨シーズン、MVPを争ったメジャーを代表する二人の直接対決。まだ何が起こってもおかしくないだけに、目が離せない。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）