トッテナムは21日、マネージング・ディレクター(MD)を務めていたファビオ・パラティチ氏を解任したことを発表した。
 パラティチ氏は、ユヴェントスの強化部門の責任者を務めていた時のコロナ禍における経費削減を目的とした虚偽会計や不正なキャピタルゲインなどの疑いなどで、今年1月にイタリアサッカー連盟(FIGC)から2年半の活動禁止処分が下された。
 それでも、これはイタリアサッカー界での活動への処分であったため、2021年夏から在籍しているトッテナムでの活動に影響はなかった。しかし、先月に国際サッカー連盟(FIFA)はこの処分が世界的に影響されるように拡大したことを発表。これにより、パラティチ氏はトッテナムでの活動も禁止されることとなり、先月31日に休職することが発表されていた。