【MLB】エンゼルス2-0ロイヤルズ(4月21日・日本時間22日/アナハイム)
今シーズン5度目の登板となった大谷翔平投手は、7回無失点11奪三振の快投で今シーズン3勝目を挙げた。見事な投球を披露した大谷だったが、この試合でバッテリーを組んだのは開幕からコンビを組んでいるオホッピーではなく、今季初出場となったウォラック。そんな新たな相棒を大谷が鼓舞した直後に飛び出したウォラックの決勝2ランという一連の流れにファンが興奮する一幕があった。
今シーズンの大谷は開幕からオホッピーとバッテリーを組んできた。しかし前日の試合でスイングをした時に左肩を痛めたオホッピーは負傷者リスト(IL)入り。そのためロイヤルズ戦では、代わってメジャーに昇格してきたウォラックとバッテリーを組むことになった。
初回を三者連続三振と素晴らしい立ち上がりを見せた大谷は、2回も簡単に2アウトを奪った。続く6番・イスベルに対しては、カウント2ボール2ストライクからインコースへ158キロのストレートをズドン。見逃せばボール球にも見えたこの球をイスベルはスイングするも、バットは空を切り空振り三振となった。
2回で早くも4つ目の三振を奪った大谷はマウンドからベンチへと戻る際、ウォラックに対して右手の人差し指を向けながら「OK!いいぞ」といったような感じでリードを称えた。さらにベンチ前でグータッチをするとその裏、死球で出塁したネトを一塁に置いて、ウォラックが値千金の2ランホームランを放ち、大谷の好投に報いてみせた。
結果的に決勝打となり、大谷に今季3勝目をもたらした一撃にABEMAの視聴者からは「流石だぜ」「グータッチいいね」「ウォラック投げやすそう」「お見事ですわ」などと称賛の声が多数寄せられた。
大谷はウォラックとは昨シーズン1度だけバッテリーを組んでおり、その試合では6回2失点と好投するも大谷に勝ち負けはつかず、チームも延長戦の末に敗れていた。通算2度目のコンビでチームを勝利に導いたことになる。オホッピーの復帰がいつになるかはわからないが、ウォラックとのバッテリーで白星を挙げたことは、大谷にとっても、チームにとっても大きな1勝となったはずだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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