【MLB】オリオールズ-レッドソックス(4月25日・日本時間26日/ボルチモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場し、3回の第2打席にレフト前ヒットを放った。これにより連続試合安打は「6」に伸びた。感覚を取り戻した天才打者が芸術的な流し打ち。また4回の第3打席にもヒットを放ち4試合連続マルチ安打も記録した。そのバットがまだまだ止まらない。
【映像】吉田正尚、芸術的な流し打ち
吉田の前日までの今季成績は68打数18安打15打点3本塁打で、打率は.265。一時は右太もも張りなどの影響もあり試合を欠場、復帰後もヒットが出ず打率も1割台まで落ち込んだ。それでも少しずつ調子を取り戻すと、20日(同21日)のツインズ戦から前日まで5試合連続安打をマークした。
さらに23日(同24日)のブリュワーズ戦では8回に2号ソロ、3号満塁弾と日本人選手としてはメジャー初の1イニング2本塁打の快挙を達成。翌日24日(同25日)にはメジャーで自身初の3安打を放つなど、2試合で5打席連続安打も記録。完全復活を果たしていた。
なおこの日は1回の第1打席を1死一、二塁のチャンスで迎えていたがセカンドへの併殺打に倒れていた。
吉田は得点圏でも前日までに17打数6安打13打点2本塁打、打率.353と勝負強さを発揮。ア・リーグトップの得点力を誇るレッドソックス打線において、十分に4番の仕事を務め始めた。打ち出したら止まらない吉田は、どこまで数字を伸ばしていくか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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