将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負は4月27日、静岡県静岡市の「浮月楼」で第2局1日目の対局が行われている。本局は藤井竜王の先手番。後手雁木模様の出だしとなった。
4連覇を目指す渡辺名人と、谷川浩司十七世名人(61)の持つ21歳2カ月の史上最年少名人記録更新を狙う藤井竜王が激突する注目のシリーズ。本局は藤井竜王の先手で、飛車先の歩を突いて開戦した。渡辺名人は4手目で角道を止め、藤井竜王が得意とする角換わりを拒否。雁木模様の進行となっている。
ABEMAの中継に出演した石田直裕五段(34)は、昼食休憩時点の局面を「攻めるのか駒組みするのか、序盤の勝負所」と解説。午後からも目の離せない展開となりそうだ。
持ち時間は各9時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食メニュー】
渡辺明名人 牛すき煮御膳
藤井聡太竜王 由比桜海老かき揚げ御膳
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲藤井聡太竜王 7時間7分(消費1時間53分)
△渡辺明名人 8時間8分(消費52分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)