将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負は4月27日、静岡県静岡市の「浮月楼」で第2局1日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、現地で大盤解説を担当している木村一基九段(49)が出演。解説の合間のわずかな時間ながら、自身が「あがり症なんだなと認識した日」のエピソードを披露し、視聴者の爆笑をさらっていた。
第2局の舞台「浮月楼」は、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜が大政奉還後に居住した屋敷跡地。将棋界では順位戦A級最終一斉対局の会場としても知られており、名人戦の開催は8年ぶり3度目を数える。普段は料亭として、婚礼の披露宴や様々な宴会の場として親しまれている。
現地大盤解説会の合間に中継に出演した木村九段は、披露宴会場にちなみ自身の結婚式のエピソードを披露。指輪交換の際、夫人の手先が震えていることに気付き「君は指が震えているね」と優しく声をかけたところ、「震えているのはアンタだ」と盛大なツッコミを受けたという。まさかの切り返しに動揺した木村九段は「結婚式は、自分があがり症なんだなと認識した日でもあるんですよね~」と振り返り、完璧なオチを付けていた。
木村九段の流れるようなトークに、視聴者は爆笑。「すべらんなぁ〜」「おじおじ面白いなあ」「奥さんのツッコミ最高w」「おのろけだわぁ」「かわいいw」と多くのコメントで埋め尽くされていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)