【MLB】エンゼルス11-3アスレチックス(4月26日・日本時間27日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、アスレチックスの1番・ルイーズが驚きの韋駄天っぷりを見せつけた。
トレードで今季からアスレチックスの一員となったルイーズは、昨季メジャーデビューを果たした売出し中の24歳。メジャー経験こそ少ないが、昨年はダブルAとトリプルAを合わせたマイナー通算114試合で85盗塁というとてつもない数字を残した選手だ。この試合の中継でも、解説を務めたMLB評論家の福島良一氏が「最も注目するルーキーの1人」として挙げ、アスレチックスでMLB史上最高の1番バッターと呼ばれた往年の名選手リッキー・ヘンダーソンになぞらえるなど期待の大きさを語っていた。
ルイーズはこの試合、初回にショートへの内野安打で出塁すると、1アウト後に盗塁に成功。これがキャッチャーの悪送球を誘って三塁まで行くと、続く内野ゴロでホームインしアスレチックスに足で先制点をもたらした。
さらに3回、死球で出塁したルイーズは次打者の打席で全球スタートを切るなど走る気マンマンの様子を見せると、きっちり二盗を決める。直後に三盗も決め、盗塁に関してはやりたい放題のルイーズに対し、エンゼルスのキャッチャー・タイスは投げることすらできなかった。
ルイーズは5回にもタイムリー内野安打で出塁した後、二盗に成功。この試合4個の盗塁を決めるという圧巻の走力を見せた。これで今季9盗塁、失敗はいまだゼロというルイーズに、ネット上でも「ルイーズ必ず走るの草」「盗塁しまくりでオモロい。盗塁記録でも狙ってるんかってぐらい走ってる」「ルイーズはとにかく出塁させてはいけない」「リッキーヘンダーソンに見える」など驚きと称賛の声があがった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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