どちらがアガっても大きく戦況が動く超勝負手。熱血実況者も思わず仕事を放棄?プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、4月27日の第2試合。高打点のぶつかり合いに思わず実況が「もう見れないよ…」と試合から目を背け、ひりつく展開に視聴者からも大きな反響が寄せられた。
場面は東2局2本場、まず親の渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)がドラの9筒待ちで先制リーチ。山には2枚残っており、出て1万2000点、ツモれば親跳満が確定だ。これにKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が234の三色同順含みの平和でリーチ。赤も1枚あり、こちらも高目ロンで1万2000点、裏ドラや一発などが絡めば倍満、1万6000点の超勝負手だ。この展開に日吉は「どっちも1万2000ですよ!掴みたくないよー!」と絶叫。視聴者も「いけー!!!」「どっちもたけぇw」「勝つのはどっちかな」「おおおおおいけええ」と注目した。
なかなか決着がつかず、勝負は河の3段目。日吉は「やめてくれツモるの!」「もう見れないよ…」「山に手を伸ばすな!」と金切り声を連発。解説を務めていた藤崎智(連盟)もまた「力入るね、このめくりっこは!」。視聴者からは「日吉おもろすぎるww」「気持ちはわかる」とその心境に寄り添う声も多数寄せられた。
結果は流局。日吉はようやく穏やかに「決着だけは見たくなかった今。ツモならね、どちらがツモっても『おお!』っとなるんですが、ロンはもう見れない」とこの対決を振り返った。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







